人の評価が気になるあなたへ


         人の評価が気になるあなたへ

 取引関係で、成果ばかりが気になって仕事が手につかないあなた。同僚のうわ
さ話が気になるあなた。ほかの人の立ち話が気になるあなた。
次に示すお話の主人公のように、周囲があなたをとらえているかもしれません。
「自分は自分だ」という意識を形だけでももつことが大切です。そうして、人と
堂々と会ってみましょう。

   『農夫と海』
 農夫が、海の上で波にもまれて水の底に沈んでいく船を見ながら、涙を流して
海の悪口を言いました。すると、海は農夫に向かってこう叫びました。
「なんだってあなたはわけも知らずに私を責めるのです。私がいつも危ない目に
あわせるわけではないのに。
 私をかき乱している風が悪いのです。こんな風の吹かないときに海の上を通れ
ば、私のほうが陸よりもおとなしいことがわかるでしょう」

*あなたはどちらのタイプですか?
《農夫のタイプ》
 全体を見ないで評価を気にする人です。自分の感情を他人に投影して自分を売
り込みます。そして評判、評価だけを気にします。

《海タイプ》
 何かあると人から責められているとうけとってしまう、神経質な人です。

 人はとかく消えていくもの、なくなってしまうものに対して同情する傾向があ
ります。
このお話の船は本来、海にあってこそ活躍できるものであり、海がなければなん
の意味もなさないものです。
こうした根本的なことを忘れて、ただただ同情してしまうのが人間のおろかなと
ころです。
こういうときに人は正当な判断ができなくなってしまいます。
 
 また、人は自分に自信がないときは、他人の言葉を被害者意識でとってしまう
傾向があります。
そうとるかとらないかで、その人の世界観はまったくちがったものになることに
気づいていません。
世のなかにはこの農夫のような人はたくさんいます。

 それをひとつひとつ、人の言葉を気にしていたり弁解していたら、自分がダメ
になってしまいます。
自分がよいと思ったらそのまま進むこと。自分の価値観を大切にすること。

(大切な人に会う30分前に読む本より引用)
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